いやー変わったね。と久しぶりに会う元部下に言いました。会社を辞めて約5年。今はとある会社の社長をしています。当時は若かったこともあり跳ね返りの部分もありましたが久しぶりに会った彼は全身から安心、安定のオーラが出ていました。

経験や知識が増えると人は受け取った言葉に多くの意味を感じるようになります。それはまるで長く寝かしたワインが幅広く多様な香りや味が付くように。 そして話をした時にその様子が顔の表情や眼に現れます。もちろん多くの意味を感じるといっても悪い意味に捉える場合もあり成長の過程でどれだけ素晴らしい経験をしたかがそこに表れると思います。 今回はそれを感じて社長をして、結婚もして子供も出来た彼はきっと素晴らしい人生を送っているのだろうと幸せな気持ちになりました。

私も日本テレビ時代の方に会うと変わったねと言われます。どう変わった?と聞くと太ったと言われることが多いです。残念ながら。どうせ美味しいものでも食べてるんでしょと言われると更にがっかり。この前葉加瀬太郎さんに間違えられました。またある日は立ち寄った美術館でオペラ歌手と間違えられ奥に通されたこともあります。先日は茂木健一郎さんにかぶっていると言われました(汗)

でも変わっていないねと言われることもあります。昔から謙虚なところが変わらないと。こういう変わらないはまた嬉しいものですね。