本日は米国大使館でルース大使夫妻主催の「リンカーン」上映会に出席してきました。この作品は2013年アカデミー賞12部門という最多のノミネートを受けた20世紀フォックスの作品で監督はスピルバーグ、主演はダニエル・デイ=ルイスでした。ダニエル・デイ=ルイスは主演男優賞をとっています。

米国大使館訪問は初めてで部屋に入るなりカメラのフラッシュがたかれ場違いなのではと緊張しましたが、中に入るとポップコーンとミネラルウォーターを渡されそのカジュアルな雰囲気にちょっとほっとしました。早めに入室したのですが、徐々に人も集まり知った顔も何人もいて安心して上映会を楽しみました。

元々米国大使館では映画上映会を開催していたそうでリンカーンという有名な大統領の映画を米国大使館で観るとはなんとも贅沢な気持ちになりました。映画ではリンカーンが民主主義という仕組みを守りながらも白人も黒人も平等だという大きなビジョンを持ち奴隷制度改正の法律を通すためにあらゆる手段を使いながら誰もが難しいと言った法改正を成し遂げるストーリーでした。もちろんその中では南北戦争の中で家族や政党内部での葛藤など身内の中でも意見がぶつかる場面もありましたが、その都度ビジョンの本質に立ち戻りある時は冷静にある時は静かな彼がその感情を情熱的に表現し訴え掛けるリーダーシップの姿に本当に感銘を受けました。結果的に超党派で共感を呼ぶ姿は大きく国の仕組みを帰るべきこの日本でもリーダーが学ぶべき点多いと思いました。

法改正が議会を通った後、映画後半で彼のスピーチの姿が音楽とともに流れましたが鳥肌が立ちました。決して力強い口調ではないのに言葉の1つ1つが輝いていて、リーダーはこういうスピーチしないとですね。

上映会終わってからは簡単な立食パーティーがありルース大使始め来場者の方々にご挨拶させていただきました。20世紀フォックス映画の日本代表は韓国の李代表で色々とビジネスの話もしつつ楽しませていただきました。ルース大使夫妻、李代表ありがとうございました!

映画「リンカーン」の公式サイトはこちら
http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie/

アメリカ大使館はこちら
http://japanese.japan.usembassy.gov/
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