「コア・コンピタンス経営」で有名なゲイリー・ハメルさんの最新の著書「経営は何をすべきか」を読みました。彼は今後企業が生き残る上で重要な課題について理念、イノベーション、適応力、情熱、イデオロギーという5つの分野においてケースも交えてあるべき姿について語っています。

現代の大きな変化においてはキリスト教という大きく強い宗教まで生き残るために変化しなくてはならないというケースが印象的でした。アナログからデジタル、個別からネットワーク化、管理から共感・共有、トップダウンからボトムアップなどなど様々な市場や価値観で大きな変化があるため、その中で本質的に変わらなければならないのは何なのか?また何故変われないのか?どうしたら変われるのかということが1つ1つわかりやすく書かれています。

いまLINE株式会社では事業計画を作らないとか、未来を予測するより変化した時にどれだけ早く適応出来るかとか、トップダウンよりも現場でイノベーションを起こし早いスピードで変化するとか、なるべく制度やプロセスを作らないとか新しい経営スタイルをとっていますがまさにこのような考え方が重要だと書かれていて 私達のやり方や考え方は間違っていなかったと確信を持ちました。

この本お薦めです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4478015694/ref=cm_sw_r_tw_dp_BkOFrb10Q1F0K

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