この本は先日のG1でお会いした著者の鈴木さんにご紹介いただき読ませていただきました。最初数式がいくつも出て難解だから時間かかりそうと思ったのですが、最近の僕の問題意識ともつながるところもあってとても楽しく読ませていただきました。もちろん難解ではありますが。

まずは現実社会を膜、核、そして網という自然界にあるものの延長としてとらえ、その課題が社会に壁を作ったり、グループに線を引いたり、つまりそこに段差が出来てしまう。しかし本来社会において良い関係を作るためには、なだらかな線であるべきで、それを具体的に理想的な貨幣の在り方や民主主義の在り方に落とし込んで数式まで作ってロジカルに具体的に語っています。

後半は人とコンピュータがつながる世界から、実際に社会とコンピュータがアルゴリズムのような世界で融合する具体的な事例を語り、前半のロジックの実現性を示しつつ、最終的に単に段差があったり線が引かれたりしていることで相手を敵と見なす今の社会が、今後なめらかな流れの中でお互いを理解し良い影響をし合う関係になり平和な社会となるべきと書かれています。難解ですが未来の社会の在り方の具体的な提案ですね。

鈴木さん解釈が間違ってたらごめんなさい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4326602473/ref=cm_sw_r_tw_dp_cA6stb0GFE0E3 
nameraka