先週は東京都が主催する起業イベント「TOKYO STARTUP GATEWAY 2014」に審査員として出席しました。元々はNPOのETICさんと何か一緒に出来ないかという話をしている中でこのイベントの審査員をすることになりまして今回参加したのですが、その規模に驚きました。まず応募数が448件もあったのだとか。また錚々たるメンターの方々が参画し、最終審査は10組から選んだのですが空飛ぶ車からアフリカに薬を届けるプロジェクトまで幅広くまた優れたプロジェクトが多くて大変刺激を受けました。

審査員は審査委員長がVC業界で知らない人はいないという有名な村口さん、そしてイデアインターナルの創業者橋本さん、そして病児保育を支援するNPO法人フローレンス代表の駒崎さん、 元日経Woman編集長の野村さんと私でした。審査員もバラエティに富み最終審査も喧々諤々でしたが、最終的に「置き薬」システムでアフリカを支援する事業プランを提案した町井恵理さんが最優秀賞に選ばれました。そして優秀賞とオーディエンス賞両方に選ばれたのが工場や農場の作業現場で使用されている猫車とも呼ばれている一輪の手押し車を電動化するためのキット「E-cat Kit」の開発を提案した嘉数正人さん、そしてもう1名優秀賞はトヨタで働いていて誰もが自由に空を飛べる時代を創る「空飛ぶクルマ」を提案した中村翼さんでした。その他にも本当にユニークな物が多く実現して欲しい提案が多数ありました。今後これら全てのプロジェクトを支援していくそうなので期待したいと思います。

真ん中が最優秀賞の町井さん
tsg1