起業家 森川亮ブログ

Twitterやfacebookだと流れてしまうので残して置きたいことなどつらつら書いていきます。

いやー変わったね。と久しぶりに会う元部下に言いました。会社を辞めて約5年。今はとある会社の社長をしています。当時は若かったこともあり跳ね返りの部分もありましたが久しぶりに会った彼は全身から安心、安定のオーラが出ていました。

経験や知識が増えると人は受け取った言葉に多くの意味を感じるようになります。それはまるで長く寝かしたワインが幅広く多様な香りや味が付くように。 そして話をした時にその様子が顔の表情や眼に現れます。もちろん多くの意味を感じるといっても悪い意味に捉える場合もあり成長の過程でどれだけ素晴らしい経験をしたかがそこに表れると思います。 今回はそれを感じて社長をして、結婚もして子供も出来た彼はきっと素晴らしい人生を送っているのだろうと幸せな気持ちになりました。

私も日本テレビ時代の方に会うと変わったねと言われます。どう変わった?と聞くと太ったと言われることが多いです。残念ながら。どうせ美味しいものでも食べてるんでしょと言われると更にがっかり。この前葉加瀬太郎さんに間違えられました。またある日は立ち寄った美術館でオペラ歌手と間違えられ奥に通されたこともあります。先日は茂木健一郎さんにかぶっていると言われました(汗)

でも変わっていないねと言われることもあります。昔から謙虚なところが変わらないと。こういう変わらないはまた嬉しいものですね。

初ブログですが気負わずに書きたいと思います。
さて週末にG1サミットという日本のリーダーが集まる会に参加してきました。

http://g1summit.com/ 


会のリーダーは堀さんという方で社会人のための学校グロービスの代表を務めてらっしゃいます。

http://blog.globis.co.jp/
http://www.globis.co.jp/

大変刺激的な会でした。それと直接関係ないのですが初日メンバーで雪合戦をしました。堀さん他、星野リゾートの星野さん、スポーツ選手の為末さん、衆議院議員の平さんなども参加したのですがそこで本当にここぞという場面で何度か転んでしまいました。

大変残念だったのですが実は先日加圧トレーニングの川村トレーナーから現代人は楽な生活をしているので横や後ろに動く筋肉を使わず衰えているんですと言われたのを思い出しました。
私はおそらく普段まっすぐで平らな道しか歩いていません。それも前にだけ。とても怖い気持ちになりました。

フンデルトヴァッサーというオーストリアの建築家ご存じでしょうか?
彼は自然界には直線や直角というものはないので建築物もそうあるべきと言って曲がった廊下やでこぼこした壁のある家を作って評判になりました。とても住みにくかったそうですが。。。

しかし今回の事があって改めて生きるのが困難な環境こそ強く生きられるための環境なのではないかと思いました。良い社会、幸せな社会、安全な社会であればあるほど実は長期的に見ると弱い人間を作っているのかも知れません。

フンデルトヴァッサーさんの設計した家
※許可なく掲載しているので問題があれば削除します。
Hundertwasserhaus