起業家 森川亮ブログ

Twitterやfacebookだと流れてしまうので残して置きたいことなどつらつら書いていきます。

カテゴリ: 本・メディアで感じたこと

この本は作者の松岡さんが大阪の帝塚山学院大学の授業を持っていた時の講義をベースにまとめたものだそうです。もの凄い知識量の松岡さんが大学生にわかりやすく説明するために懇切丁寧に説明していて知識量の少ない私もよく理解できました。

内容は最初に松岡さんが進めている情報の編集とは何か?が書かれていて、その後にそれに基いて様々な宗教に関する歴史や考え方が書かれています。松岡さんとは実は筑波大学同期のプロノバ岡島社長から紹介受けたのですが勉強不足であまりお話できず本を読んで反省しました。次回はもっと意味のある話が出来ればと思います。

宗教の全体像を掴みたい方にお薦めの本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4393332652/ref=cm_sw_r_tw_dp_HLYSub1A05A6T 
sekaitonihon

この本は中谷先生が資本主義の課題と崩壊を早くも2012年に予測し書かれた本です。

昨今富裕層による資本の支配が進み、それが政治にも多く反映されることで世界的に貧富の差が拡大しており、もはや先進国では経済成長よりも投資利益率のほうが高くなることで益々格差が広がることが予測されています。

そんな中、そもそもの資本主義の原点と日本や中国への理解、そして資本主義の次の文明の転換を日本は作れることが出来るのか?可能性も含めて書かれています。

日本と資本主義の近代を振り返る参考になる本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4198633134/ref=cm_sw_r_tw_dp_nFYSub07DHBP8
shihonshugiigo 

この本は戦後アメリカによって歴史認識が変えられたという趣旨でその理由やどう変えられたのかなどが書かれている刺激的な本です。

これが本当に正しいのかそうでないのかはわかりませんが、戦前の日本人の考え方や何故戦争を起こしたか?その日本の問題は何か?そして天皇制とはそもそもどういうことなのか?世界の文明論者が日本を独自の文化とみる理由など初めて見聞きする内容もある魅力的な本です。

日本や日本人を理解する参考になる本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4569648444/ref=cm_sw_r_tw_dp_RxYSub1PBB36R 
nihonjinkoredake

この本は日本の歴史を振り返りながら日本の思想の本質について分析し語っている本です。

例えば様々な文化が海外が日本に渡ってきたが、その本質をつかむよりは形式だけを受け止めそれを日本のものとマージしてしまう傾向があったり国内における伝統も伝統としてそのまま受け止めてしまったり本質を引き継ぐ傾向があまりないようです。

マルクス主義がきっかけで文学と政治が近い関係になったのですがそれでも日本の政治家も作家も躊躇しタコツボ化して結局は違う形で取り入れたようで官僚主義が生まれるのは文化的に必然なのではないかという意見もあります。 

「である」と「する」の違いと書かれていますが日本人には肩書きや形式にとらわれる傾向があるのかも知れません。 

日本や日本人を理解する参考になる本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/400412039X/ref=cm_sw_r_tw_dp_ohYSub1ZSV19G  
nihonshiso 

この本は神話や昔話を元に日本人とは何者かを分析し書いてある本です。日本の神話では多神教でかつ完全に誰が善とか中心とか規定せずに関係がもたれているのだそうです。それは一神教と多神教の違いではありますが日本では特にユニークな特性があるそうです。

父権復興は実はありえないのではないか?とか本来漫画とはファンタジーの世界なのに現実と向き合うような漫画が生まれるのは何故とか?ユニークな視点から日本を見つめていきます。

グローバルビジネスをする人にお薦めの本です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4122033322/ref=cm_sw_r_tw_dp_eJXSub182N1GF
chuukuu