起業家 森川亮ブログ

Twitterやfacebookだと流れてしまうので残して置きたいことなどつらつら書いていきます。

カテゴリ: 生活の中で気付いたこと

普段公私ともにお世話になっている「社長 島耕作」他様々な作品で知られる漫画家弘兼先生主催のイベントに行って来ました。最初に先生がお気に入りのロックバンドBCVのライブが行われ、若いのにベンチャーズや寺内たけしさんなど昭和の曲を超絶早弾きで演奏するパフォーマンスがありました。久しぶりの早弾きを間近で見て懐かしい気持ちとちょっとまたやってみたいという想いとありながら楽しませていただきました。

そして演奏の合間には先生お薦めのマジシャンメイガスさんのショーがありました。そこでなんと一緒に行った経沢社長が選ばれて舞台で宙に浮くというサプライズ。こちらもびっくりでした。本人もびっくりされたようで。

その後は先生やアーティスト交えて打ち上げ。メディア系の方々が多かったのですが先生の面倒見の良さを改めて実感しました。
 
こちらは経沢さんが浮かぶ動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=_21id9nsqVs
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今週IVS FALL 2014のついでに結婚したばかりの本荘さんに誘われて経営者数名と弘道館というところに茶の湯の文化を教わりに行ってきました。こちらは元々は江戸中期の京都を代表する儒者の皆川淇園さんが創立した学問所だったところで、これ壊してマンションを建てる計画があったところを濱崎加奈子さんや今回お世話になった太田達さん達が協力して救ったのだとか。現在こちらでは茶の湯の他にも様々な日本文化を教える試みをしています。

今回は茶会の体験をしたのですが単に形式的な茶会に参加したのではなく、そもそも日本の歴史の中での茶の湯の役割というものを教わりました。茶の湯とは「亭主と客と作る芸術」で亭主が客人を迎えるために様々な準備をし、客はそれを深く理解するという会なんだそうですが、細かいところまでの色々な考えや仕掛けが物凄く深く、日本の歴史や文化を理解しないと深いところまで理解できないのでこれをきっかけに勉強したいと思いました。

日本文化は様々なルールやしきたりが残っていますが、それは本質ではなく教える人達ももっと本質から教えるような場を用意すると現代文化を調和し新しい流れが出来るのではないかと思いました。

弘道館はこちら http://kodo-kan.com/
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筑波大学卒業の起業家渋谷さん率いるFULLERの3周年およびオフィス移転イベントに参加してきました。彼は元々筑波で創業し一軒家に経営メンバーと暮らしながら経営をしていたそうですが業務拡大に合わせて今回千葉の柏の葉インキュベーションオフィスに引っ越して来たのだとか。事業もアプリ制作事業からアプリのアクセス分析ツールに事業拡大、更なる新規事業も準備していて少ない人数で革新的なサービスを生み出す力に驚きました。

今回は彼を長く応援しているライフネット生命岩瀬社長とmixiとスマートニュースの取締役の川崎さん、そして私と渋谷さんでパネルディスカッションをしました。ベンチャー経営や苦労したこと、またFULLERに求めることなどなど楽しいディスカッションをさせていただきました。その後は渋谷さんからの今後のビジョンの発表がありわくわくした時間を過ごすことが出来ました。

実はこの前のWEB SUMMITで彼はおそらく日本人で唯一出展をしていてまた未踏の出身者ということもあり何か不思議な縁を感じています。今後も期待の会社の1つですね。

柏の葉インキュベーションオフィス、渋谷さんのスピーチの様子
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ペットソーシャルメディアPetClip(www.petclip.net)を運営するPRIYAの大橋社長がヨーロッパ高級ブランドの犬の首輪をオフラインで販売開始されるということで見学に行ってきました。高級首輪はなかなか日本にはなく、今回はわんちゃんを連れて集まるカフェで販売を開始されるそうです。

代々木上原のおしゃれなカフェで女性飼い主の皆さんが集まり談笑されていたのですぐに失礼しましたが今後の広がり楽しみですね。
カフェ http://space-of-tiaras.com/

 priya

産業総合研究所では様々な新しい技術を開発していますが最近それらの技術を生かしベンチャーを起業をしようという機運が高まっています。今回はこの産総研から生まれたいくつかのベンチャー企業とその技術の紹介がありました。

事業の紹介の前に特別講演があり、筑波エクスプレス中心に起業を支援する段階TEP(TXアントレプレナーパートナーズ)の國土さんから現状の活動の状況と今後の展望について説明がありました。このTEPはアントレプレナーとエンジェル、支援企業という会員構成からなり起業家へのハンズオン支援やエンジェル達とのマッチングも行っています。実績としてTERRA MOTORSやつくばウェルネスリサーチなど14社の企業への投資を生み出しています。この中で産総研から生まれた企業は6社だそうです。テクノロジーシードの会社が多いようですね。また筑波エクプレス沿線のKOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)を上手く活用することで起業家へのオフィスや起業家コミュニティなどの環境の提供も行っているのだとか。日本の中ではやはり筑波エクスプレス沿線に大学や研究所が多く技術シードのベンチャーが生まれる可能性が高いと感じました。

そしてその後産総研から生まれた2社のベンチャーのプレゼンテーションがありました。1社は筑波クエリエイティブキャンプでもご一緒した株式会社ミライセンスです。モニターの中にあるバーチャル空間の物をインターフェースを使って動かすとまるで本当にその物を持っているような感覚を持つインターフェースの紹介でした。私もデモを触れいましたが、リアルに重量や引っ張る力などを感じました。脳の錯覚を使った技術だそうですが驚きでしたね。今後ゲーム分野などでの実用化を考えているそうです。もう1社はサイトセンシング株式会社でGPSよりもより狭い範囲での位置情報を把握する技術でWiFiや地図情報を使って誤差を補正してそれをセンサーをつけた人の動きを計測するシステムの紹介でした。実際に添付での顧客の動きや職場での職員の動きなどを分析する利用をサれているのだそうです。

その他にも多くの技術が紹介されていましたが、その中には脳はをリアルタイムでスキャンしてコンピューターからメッセージを出すというアニメやSF映画などに出てくるアンドロイドに応用出来るような新しい技術も紹介されていてとても刺激になりました。今後の実用化が楽しみですね。 
sansoken