起業家 森川亮ブログ

Twitterやfacebookだと流れてしまうので残して置きたいことなどつらつら書いていきます。

カテゴリ: 仕事の中で考えること

先月大手VCインキュベイトファンドさんが主催する投資家と起業家を集めたイベントインキュベイトキャンプにメンターとして参加してきました。投資家と起業家が一緒になってプランを練り上げ2日間で準備しプレゼンテーションをするというもので毎年徹夜で競い合うためとてもきついと言われていたのですが貴重な機会をいただきぜひ参加したいと無理やり出席させてただきました。

今年は投資家も起業家も最大規模で17名ずつ。起業家のレベルも大変高くIVSのローンチパッドの最終選考に残るようなメンバーばかりでとても緊張しましたがVOYAGE GROUPの社長宇佐美さんのお子さんが進めている英単語アプリMIKANを担当しとても優秀な方だったので結果2位となりました。しかし人気投資家ランキングでは上位に入れず投資家としての成長余地を感じました。それぞれのキャピタリストのスタイルが見れて大変勉強になりました。
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先日のインキュベイトキャンプのベンチャーキャピタリスト人気ランキング1位をとった佐俣アンリさんの紹介でヒカキンさんが所属するYouTuberの会社uuumさんに訪問しました。アクセスが急激に伸びておりYouTuberも増えていてビジネスモデルもきちんと見えていてとても有望な事業だなと感心いたしました。オフィスはクリエイターと営業と管理が一体となったオフィスでこちらも共感。

お忙しい中お相手いただきありがとうございました。
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初めて東京理科大で講演してきました。理科大というととても勉強が厳しく真面目で起業に関してはさほど興味がない学生が多いというイメージでしたが今回多くの起業家が講師として招かれるということもあり300名近い大規模な授業でした。きっかけはSkyland Venturesの木下さんからの誘いでLINEから投資したトランスリミットの高場社長と一緒に講演となりました。

大学としてこのような動きを応援しようということで撮影クルーも入り当初は緊張した雰囲気でしたが私の講演が終わり、高場さんの講演で打ち解けた後、質疑応答の時間になると皆さん積極的に参加となり終わってからはサインや写真などもみくちゃになりながら帰るというとても印象的な授業となりました。東京理科大の優秀な学生達ももっと積極的に自らの技術力を活かしてベンチャー企業を目指して欲しいですね。
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今週は高校生で且つSEMSN株式会社の代表を務める仲山さんの声がけで高校生代表サミットに参加してきました。このイベントは仲山さんの会社のメンバー中心に日本で様々な活躍をしている高校生の団体の代表が集まるもので今回第1回目だそうで今後ここでアジェンダを設定し継続的に問題解決をしていくのだとか。

私は大学に呼ばれて話をすることは多く高校生はスタートアップウィークエンド東京_U18(高校生・高専生対象)以来でしたがとても意識の高い議論が出来ました。参加者は起業を目指す高校生だけでなく、ボランティアやNPO、エンジニア、メディアを作るとか学校の先生を目指す高校生など様々でした。高校生だけにどちらかというとまだ不器用で真正面から親や学校とぶつかることも多くそれを突破することにとても苦労されているのだとか。思い通りにならないところから学びや成長があると思うので情熱持って頑張って欲しいと思いますし、周りの大人も前例がないとかリスクが高いというだけでなく成長を見守って欲しいと思います。
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今週はLINE CONFERENCE 2014がまた開催されました。今年ののテーマはLIFEプラットフォームとエンターテイメントプラットフォームの両面の拡充です。そしてそれによってLINEプラットフォームのどんな進化があるか、そしてユーザーの皆様にどんな新しい体験をしていただけるのかお知らせしました。
 
今世界中でスマートフォンのアプリケーションの新しい進化が起こっています。エンターテイメントではゲームのサービスがよりコンソールゲームに近くなり様々な本格的なゲームが発表され市場も拡大しています。以前のソーシャルゲーム市場の拡大の時を思い出します。そして電子書籍も端末を売ってビジネスをするというビジネスモデルからクラウドのサービスにシフトしてきています。また一方で無料の漫画サービスも成長しています。私達の電子漫画サービスはそれらとともに成長し、そのことによって市場そのものが益々拡大して来ることを期待しています。そして音楽市場も日本においては月額定額制の音楽サービスは海外に比べるとまだまだ遅れていますが、今回私達が発表した音楽サービスの誕生によって広がるきっかけになるでしょう。スタンプ市場は過去の絵文字やデコメの市場を抜き去り、今更に高い価値を生み出しています。また一般ユーザーが参加できるLINE Creaters Marketの誕生によってプロだけじゃない学生や主婦も参加できる世界中のクリエイターの新しい産業を生み出しています。このようにLINEのエンターテイメントプラットフォームは今まで出てきたスマートフォンのエンターテイメントサービスをLINEのコミュニケーションサービスと組み合わせることでもっと楽しくもっと便利にし結果的に市場を拡大してパートナーの皆さんにも満足いただけるとものとなると考えています。

一方でLIFEプラットフォームの側面ではまず大きなところでは決済や送金というサービスを発表しました。LINE上でユーザーの皆様が利用する決済をもっと簡単に便利にしたいという想いから生まれました。更にそれを使ってショッピングを楽しく、またデリバリー、タクシー乗車を便利にしたいと考えています。もちろんデリバリーもタクシー乗車もまったく新しいサービスではありません。ただLINEを使うことでもっと簡単に、もっと気軽に、そして便利に出来ると思います。

私達は多く普及しているLINEというプラットフォームを使ってLINEユーザーの皆様にまだ使っていない、そして簡単便利に使いたい、日本にもあったらいいなというサービスをご提供し新しい体験をしていただきたいと考えています。また私達がサービス提供することで市場そのものが拡大し、参入企業それぞれがともに成長出来る市場を作れたらと考えています。皆様ぜひお楽しみに。
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